【インドネシア】イオン、世界初のプレーグラウンド4月開業[サービス]

インドネシアで4月に開業する「キッズーナサファリ」内にある遊具の一つ(イオンファンタジーインドネシア提供)

ファミリー向けプレーグラウンドを運営するイオンファンタジーは、インドネシアの首都ジャカルタ南郊にサファリをテーマにした新業態のプレーグラウンド「キッズーナサファリ」を4月5日にオープンする。同業態の出店は世界初。

キッズーナサファリは、15日に西ジャワ州ボゴール県チブブールでソフトオープンしたショッピングモール「リビングワールド・チブブール・コタ・ウィサタ」の3階に入居する。床面積は約1,200平方メートルで、これまで展開してきた「キッズーナ」の平均800~900平方メートルよりも広い作りになっている。

キッズーナの主な利用者が3~5歳児であるのに対して、キッズーナサファリでは3歳から12歳くらいまでの子どもが楽しめる内容となっている。

イオンファンタジーインドネシアの川嶋美紀社長は「キッズーナサファリの1号店をショールーム的な存在にして、来年以降にさらに拡大したい」と話した。

イオンファンタジーインドネシアは現在、キッズーナのほか、プレーグラウンド「EDOKKO(江戸っ子)」、フィンランドの文化や教育的要素を取り入れた「FANPEKKA(ファンペッカ)」、インドアプレーグラウンド「KID’S BOX(キッズボックス)」、クレーンゲーム専門店「プライズスポットパロ」を合わせて35店舗展開する。

川嶋社長は、2025年2月までに全ての業態を合わせて新たに13店舗の出店を計画していると説明。このうち今月22日には西ジャワ州ブカシ県チカランにある総合都市「デルタマス・シティ」のイオンモールで「キッズーナ」に併設する形で、ファミリーアミューズメント「モーリーファンタジー」を国内で初めてオープンする。

川嶋社長は「新型コロナウイルス感染の収束後、地方都市での出店余地がまだある。一気に店舗を増やしたい」と意気込みを示した。

「キッズーナサファリ」の施設内イメージ図(イオンファンタジーインドネシア提供)

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