マンU相手に120分大奮闘!遠藤航に現地メディアが飴と鞭「ファビーニョの足跡を難なく辿っている」「もっと上手くできた」

現地時間3月17日に開催されたFAカップ準々決勝で、遠藤航を擁するリバプールは、マンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦。延長戦までもつれ込んだ死闘を3-4で落とし、ユルゲン・クロップ体制最終年での4冠の夢が潰えた。

遠藤は3日前のスパルタ・プラハ戦(6-1、ヨーロッパリーグ)に続いて先発。37分にはゴール前でのインターセプトから鮮やかにネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドとなり、得点は認められなかった。

その後も持ち前のハードワークで大いに奮闘。ホームサポーターの前で粘りに粘った難敵に競り負け、勝利こそ掴めなかったものの、フル出場で120分をタフに走り抜いた。

そんな背番号3に対し、現地メディア『Squawka』は採点記事で7点を付与。昨季まで同番号を身に付けた先達の名を挙げ、「ゴールはオフサイドで認められなかったが、この日本代表はレッズの中盤でファビーニョの足跡を難なく辿っている」と称賛した。

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一方、『Anfield Watch』は5点とやや厳しめに評価。「序盤戦、特にコビー・メイノー相手に苦戦を強いられた1人。非常に不運だったのは、アシストしたモハメド・サラーのわずかなオフサイドで、同点弾が取り消されたことだ。延長突入を招いたアントニーのシュートは、もっと上手くブロックすべきだった」と改善を促した。

代表ウィークに入るため、クラブでの活動は休止。森保ジャパンのキャプテンは気持ちを切り替え、ワールドカップ予選の北朝鮮戦で敗戦の悔しさを晴らしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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