バイデン氏、トランプ氏の精神的適性を疑問視 夕食会でジョーク

Stephanie Kelly

[ワシントン 16日 ロイター] - バイデン米大統領は16日に開かれた夕食会で、11月の大統領選で対決するトランプ前大統領の精神的適性についてジョークを交えて疑問を呈した。

1880年代に始まったワシントンの伝統である「グリッドアイアン・クラブ」の夕食会では、政治家とジャーナリストがユーモアを交えながら手厳しい意見を交わす。

バイデン氏は「候補の1人はあまりに高齢で、大統領になるには精神的にふさわしくない。もう1人は私だ」と語った。

夕食会にはアイルランドのバラッカー首相や、アマゾン・ドット・コム創業者で米紙ワシントン・ポストのオーナーであるジェフ・ベゾス氏、TikTok(ティックトック)の周受資最高経営責任者(CEO)ら650人のゲストが出席した。

トランプ氏の陣営はコメント要請に応じていない。

バイデン氏は報道の重要性を訴え、報道機関を巡るトランプ氏の発言とは対照的に「国民の敵」ではないと述べた。

夕食会に出席したエストニアのカラス首相とウクライナ紛争についても語り、「われわれは屈しないし、彼ら(ウクライナ)も屈しない。私も屈しない」と強調した。

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