17日「彼岸の入り」 穏やかな陽気に墓参りする人の姿「先祖を思い静かに手を合わせる」

とちぎテレビ

17日は彼岸の入りです。宇都宮市内の霊園では朝から線香や花を手に墓参りに訪れる人たちの姿が見られました。

宇都宮市長岡町にある花園霊園では3万2000坪ほどの敷地に約5000の墓が並んでいます。

17日の栃木県内は、宇都宮で最高気温20.1℃を記録するなど春らしい温かな陽気となり、休日も重なったことから多くの家族連れが墓参りに訪れました。

訪れた人たちは、墓石をふいて線香や花を手向けると、先祖を思い静かに手を合わせていました。

霊園の担当者によりますと、近年は少子高齢化の影響などから墓を撤去する「墓じまい」の相談も増えているということですが、家族の文化を引き継ぎたいという声も聞かれました。

この霊園では、春の彼岸の期間に約1万人が墓参りに訪れる見込みだということです。

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