「パリで金」 レスリング女子鏡優翔選手 地元宇都宮で壮行会「初めて臨むオリンピックでの活躍誓う」

とちぎテレビ

この夏に行われるパリオリンピックのレスリング女子76キロ級で、日本代表に内定している宇都宮市出身の鏡優翔選手の壮行会が17日、宇都宮市内で開かれました。

壮行会には、鏡選手がレスリングを始めた当初の指導者や小学校時代の担任、それにクラブチームの関係者などおよそ80人が集まりました。

鏡選手は、去年(2023年)9月にセルビアで行われた世界選手権で女子の最重量級となる76キロ級で初優勝し、7月末に開幕するパリオリンピックの日本代表に内定しました。

鏡選手がレスリングに出会ったのは、山形県から宇都宮市に引っ越してきた小学1年の時で当時からオリンピックで金メダルを取ることを目標に掲げていたといいます。中学2年までを過ごした故郷の仲間からエールを贈られた鏡選手は、テーブルを一つ一つ回りながら感謝の思いを伝え、初めて臨むオリンピックでの活躍を誓いました。

鏡選手は今後、国内で調整を重ね、8月上旬にパリに向けて旅立つ予定です。

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