米国へ6年ぶり訪問、交流楽しみ 大槌で中高生が団結式

フォートブラッグ市に派遣される生徒

 大槌町内の中高生8人は17~26日、町の姉妹都市生徒間交流事業で米国カリフォルニア州フォートブラッグ市を訪問する。

 同町末広町のおしゃっちで13日、団結式が行われ、保護者ら17人が出席。生徒が1人ずつ目標や楽しみにしていることを発表し、大槌高2年の飛田冴英(さえ)さんは「新型コロナウイルス禍で交流できなかったが、つながりを再び強めたい」と意気込んだ。

 滞在中はホームステイをしながら現地の高校の授業を受けるほか、折り紙を教えたり、市役所を訪問したりする。派遣は6年ぶりで平野公三町長は「帰ってきたら、経験を多くの人に話してほしい」と激励した。

© 株式会社岩手日報社