中日・細川成也、開幕に向け状態上げる OP戦の打点は12球団トップタイ、本塁打は2位タイ

中日・細川成也が、開幕に向けて状態を上げている。

現役ドラフトで昨季中日に加入し、移籍1年目の昨季レギュラーを掴み、24本塁打、78打点の活躍を見せた。背番号を『55』に変更した今年は、2月の練習試合からなかなか当たりが出ていなかったが、2月25日の阪神とのオープン戦で初安打・初適時打を放つと、3月2日のヤクルトとのオープン戦で本塁打を含む2安打3打点。2月25日の阪神戦から6日のオリックス戦にかけて5試合連続安打を放った。

10日の広島とのオープン戦で2安打し、15日から行われた阪神との3連戦では15日の試合こそ無安打だったものの、16日は「しっかり振り切ることができました。一発で仕留められて良かった」と、漆原大晟からレフトスタンド上段に特大の一発を放つなど、本塁打を含む3安打3打点の大暴れ。17日の試合も第1打席に二塁打、第2打席に四球、第3打席にレフト前に運び2打数2安打。現在6打席連続出塁中だ。

オープン戦の7打点は12球団トップタイ、2本塁打は12球団2位タイ、打率は12球団3位の.311の成績。昨季は前半戦好成績を残しながらも、夏場以降に失速。8月以降の打率は.197だった。開幕2週間を切り、19日以降のオープン戦では各球団の開幕ローテーション投手との対戦が予想される。バンテリンドームで行われる22日からのロッテとのオープン戦最後の3試合では、開幕投手内定の小島和哉、種市篤暉、佐々木朗希との対戦が予想される。ロッテが誇る3本柱の登板があれば、彼らから打って万全な状態で開幕を迎えたい。

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