さくらまつりに向け準備着々 夜桜を照らすぼんぼり設置開始 23日から点灯/岡山・津山市

津山さくらまつり(23日~4月7日)に向け、津山市観光協会は18日、主会場の津山城(鶴山公園)=岡山県津山市=で夜桜を照らすぼんぼりの設置を始めた。3日間で計184本を取り付ける。

同協会職員とシルバー人材センターの計11人が作業。あらかじめ打ち込んでいる支柱にまつりやスポンサー名が入った六角形のぼんぼりを手際よく据え付けた。点灯は、まつり期間中の午後6時~10時。

ご当地グルメや打ち上げ花火をはじめ、初開催のスターダストオーディションや空中散歩など多彩なイベントを繰り広げる。同協会の本名隆光総務企画部次長は、「グルメを満喫しながら、今年は初企画の空中散歩で高さ20メートルから見下ろす桜を楽しんでほしい。また、ぼんぼりに照らされる幻想的な情景もぜひご覧ください」と話した。29~31日は備中櫓(やぐら)を夜間特別開園する。

同協会では「開花を25日、見頃時期を30日~4月7日頃」と予想。過去最高を記録した昨年に引き続き12万人以上の入園者を見込んでいる。

さくらまつりを前につぼみを膨らませている津山城の桜=2024年3月18日午前8時54分、岡山県津山市で

© 津山朝日新聞社