県内一の品ぞろえに自信 国産ウイスキー、バーテンダーでも知らない物も 宇都宮のBAR Emotional ようこそ止まり木へ

「ジャパニーズウイスキーに関しては県内一だと思う」と話す相馬さん

 2019年にオープンしたウイスキー特化型のバーです。特にジャパニーズに関しては県内一の品ぞろえだと思っています。

 国内には蒸留所が100社ほどあります。そのうち約30社のウイスキーを扱い、今は200本ほどストックしています。有名銘柄のほか、滋賀県にある「長濱蒸溜所」のシングルカスクなど、各地のクラフトウイスキーも集めています。中にはバーテンダーでも知らないような物もありますよ。

 開店した年は国内で蒸留所が続々と立ち上がった時期でした。面白い動きだと思い、ジャパニーズに力を入れるようになりました。スコッチにもこだわっています。

 注文は8割方ウイスキーです。最近は若い女性でもウイスキー好きな人が増えていますね。今後は徐々にカクテルを減らしていこうと思っています。

 昨年は自転車のジャパンカップに合わせ、宇都宮カクテル倶楽部(くらぶ)のオリジナルカクテル「PASSING(パッシング)」を考案しました。変わったリキュールやクラフトジンなども用意してお待ちしています。

(BAR Emotional 相馬裕一郎(そうまゆういちろう)さん(47))

◆住所 宇都宮市中央本町1の4 マルヨシビル2階

【今宵の一杯】

 ・ホワイトラム
 ・パッソア
 ・クランベリージュース
 ・ライムジュース
 ・チェリーヒーリング

「PASSING」(千円)

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