伊東純也と中村敬斗を擁するスタッド・ドゥ・ランスは現地3月17日、リーグ・アンの第26節でメスとホームで対戦。1-1で迎えた79分に伊東が鋭い切り返しからネットを揺らして決勝点を奪い、2-1で勝利を収めた。
伊東にとっては2024年のファーストゴールで、今季3点目。チームは3試合ぶりの白星を掴んだ。
試合後、ヴィル・スティル監督が勝利の立役者となった伊東を「彼はチームのキープレーヤーだ」として、次のように称賛した。フランスメディア『France24』が伝えている。
「間違いなくイトウは現時点で最高の日本人選手だ。チームでゴールを奪えない場面でも、時には彼のような選手に勝利へ導いてもらうことが大切だね」
【動画】鋭い切り返しから強烈なシュート!伊東純也の今季3点目
また、週刊誌報道の渦中にある伊東の精神面を記者から問われると「メンタルは強く、自分に忠実だった」と応じ、こう続けた。
「イトウは自分自身を疑ったり、落ち込んだりしていない。私はクラブにいる時の人間性を考慮している。我々は彼のために尽くし、彼も我々のために尽くしてくれているからね」
ワールドカップ予選で北朝鮮との2試合が組まれた日本代表の3月シリーズで選外の伊東だが、フランスでは持てる力を存分に発揮し、健在ぶりを示している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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