金山棚田のオーナーを募集 一関・play farm、20日まで

開墾当時の姿を残す金山棚田。手作業で稲刈りなどを行う=2022年10月

 一関市の若者有志団体play farm(プレイファーム、桜井陽代表)は、同市舞川にある金山棚田の田んぼオーナーを募集している。20日締め切り。

 田んぼ1枚を割り振る「ファーマー」(年2万2千円、先着40組)、田植えや稲刈りなどが体験できる「セミファーマー」(年1万2千円、先着15組)、棚田を応援したい人向けの「スポンサー」(年3千円から)の3コース。オーナーの期間は11月末まで。

 金山棚田は100年以上前の開墾当時の姿を残し、楕円(だえん)や長方形などの田んぼ約50枚が並ぶ。昔ながらの手作業で景観維持や稲作を行い、2022年2月に農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に、23年1月には舞川地域を含む束稲(たばしね)山麓地域が日本農業遺産に認定された。

 申し込みは専用サイトか郵送(〒021-0221、一関市舞川字折ノ口102、play farm宛て)、メール(playfarm.iwate@gmail.com)で。問い合わせもメールで受け付ける。

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