まさかフラれるなんて(泣) 彼の「何食べたい?」への【NG回答】と【彼の本音】が衝撃だった──!

良かれと思っての行動が、かえって逆効果だったなんてこと、ありますよね。しかし視点を変えてみると、「そういう考え方もあるのか」となるのが、人間関係の醍醐味とも言えるでしょう。
今回は筆者が、彼氏に振られてしまった意外な理由についてご紹介します!

聞き分けの良い女子をアピール

その昔、友人の紹介で出会った男性と交際していた私。
優しくイケメンな彼にゾッコンだった私は「いつかは結婚したい!」を目標に、彼に尽くしていました。
例えば「デートで何を食べたい?」と聞かれた際には、自己主張はせずに「好き嫌い無いから、何でも良いよ!」のスタンスを取っていたのです。

実際、何でも美味しく食べられるので、彼に「聞き分けの良い女性」という印象を与えたかったのです。
そして「順調に進んでいる」と踏んでいた交際半年後、事態は予想外の展開を迎えたのです――。

別れの理由はズバリ......

私にとっては「結婚を考えていた彼」でしたが、相手にとっては違いました。
交際から半年後、なんと私は、彼から別れを切り出されてしまったのです。
突然振られて「なんで? なんで?」とパニック状態に陥る私でしたが、彼の主張はこうでした。

「ほら、君っていつもデートプランを俺任せでしょ? 毎回それだと正直、疲れるし、一緒にいる意味があるのかな? って感じちゃうんだよね」
彼曰く、こちらからも「このお店に行きたい!」などの提案があった方が楽しいし、そういう相手と交際したいとのことでした。

まさか自分のスタンスが、そのように「デートに消極的な女性」として受け止められていたとは知らず、私は深い衝撃と同時に大ダメージを受けます。
だって、彼のことが本当に好きでしたから......。

2人で創り上げるデート

その失恋を経てから、私はデートプランの提案を積極的に行うようになりました。
「このお店、素敵じゃない?」「あなたにも、食べさせてあげたい!」という言葉があれば、相手もまた嬉しい気持ちになれると考えるようになったのです。

人によって価値観や考え方は様々ですが、せっかく交際してパートナーとなるなら、お互いの意見を伝えあう関係性がベストですよね!
「元彼のお陰で、勉強になったな」と今は心から思えるので、色んな意味で彼には感謝しています!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子

© 株式会社ファッションニュース通信社