一般ボラ、活動1万人超 県送迎、一日370人

  ●登録の3分の1が活動

 能登半島地震の被災者を支援する一般ボランティアのうち、県の送迎で活動した人が18日までに1万人を超えた。ボランティアの登録人数は3万3千人で、3分の1近くが活動したことになる。今週からは七尾市で1日当たりの活動人数を20人増の100人とし、能登6市町では毎日約370人が支援に当たっている。

 一般ボランティアは1月27日から県の送迎バスで現地に入り、災害ごみの片付けや運搬、物資の仕分けを行っている。

 18日時点の活動人数は延べ1万440人。市町別の活動実績は七尾市2829人、志賀町2308人、珠洲市1604人、能登町1277人、穴水町969人、輪島市735人、中能登町659人、羽咋市59人となった。

 県は2月26日に穴水町に定員約100人の宿泊拠点を設置しており、一部は1泊2日で活動している。

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