通行止め続く国道18号旧道 29日までに開通 群馬・安中市

 昨年8月に発生した台風7号の影響で路肩が崩落し、通行止めが続いている群馬県と長野県境にまたがる国道18号の旧道について、安中市の岩井均市長は18日の定例会見で、今月29日までに開通する見通しであることを明らかにした。

 会見で、岩井市長は「これから観光シーズンを迎える前の開通は市としてもありがたい。軽井沢から旧道を通って市内に訪れることが想定されるので、観光をはじめ地域の活性化にメリットがある」と述べた。

 旧道はめがね橋や熊ノ平駐車場まで通行できるが、その先から通行止めとなり、長野県軽井沢町方面へ通り抜けができない状態が続いている。市は県に対し、災害復旧に関する緊急要望書を提出、県安中土木事務所が復旧を急いでいる。

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