MLB=大谷、近く投球プログラム開始へ 監督明かす

[18日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)ドジャースの大谷翔平選手(29)は、韓国遠征から米国に戻った後に投球プログラムを開始する見通しとなった。デーブ・ロバーツ監督が18日に語った。

投打の二刀流でプレーする大谷は、昨年8月23日のレッズ戦で登板した際に右肘の靱帯を損傷。同年9月に2度目の手術を受けた。今季は投手として登板する予定はない。

ロバーツ監督は大谷について「今年は主に指名打者を務める。米国に戻ったら、今はまだ始めていない投球プログラムを開始する予定だ」とコメント。「彼の腕が十分に健康であれば、フィールドの話が出てくるだろう。彼が今年投げるつもりがないことは分かっている」と語り、今季中の投手復帰については否定的な見解を示した。

ドジャースは韓国で行われるパドレスとの開幕シリーズに向け、現地入りしている。20日の第1戦にパドレスのダルビッシュ有投手が、21日の第2戦にはドジャースの山本由伸投手が先発登板することが発表されている。

© ロイター