親子でサッカーの魅力に触れる 五戸でイベント開催

ゴールを決めて大喜びする親子

 日本サッカー協会が主催する「マジカルフィールドファミリーサッカーフェスティバル“ファーストタッチ”」が10日、五戸町の五戸ドームで開かれ、青森県内全域から集まった親子56組が、シュート練習やゲームなどを通じてサッカーの楽しさに触れた。

 フェスティバルは、小学1~3年生のサッカー未経験者と保護者が対象。同協会が取り組む女子サッカー応援プロジェクトの第1段階で、最も初歩的な内容となっている。

 参加者は、最初にサッカーボールの感触を覚える「ボールフィーリング」からスタート。ボールを上に投げたり、バウンドさせてつかむ動作を繰り返した。

 シュート練習などで実戦感覚が身に付いたら、実際にゲームを行った。前半は親子単位で、後半は大人と子どもに別れてチームを作り、白熱した試合を展開。子どもがゴールを決めるたびに、チームのメンバーは大喜びしていた。

 三沢市立岡三沢小1年の上西咲良さんは、父・聖さんと参加。咲良さんは「ボールをキャッチしたり、バウンドさせるのが一番面白かった。もっとサッカーをやってみたくなった」と笑顔で語った。【全文】

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