山形市内の小学校にサッカーボール寄贈 山形の蔵王ブルワリー

サッカーボールを手渡す海谷康裕社長=山形市役所

 クラフトビール製造などの蔵王ブルワリー(山形市)は18日、サッカーJ2モンテディオ山形と共同開発したオリジナルビールの売り上げの一部を活用し、市内の小学校全37校にサッカーボールを寄贈した。

 子どもたちはビールを飲むことができないので、代わりにサッカーボールを1個ずつ贈ることで“還元”することとした。ブルワリーを運営する山里菜(さんりな)の海谷康裕社長(41)、モンテディオ山形のクラブコミュニケーター岡崎建哉さんが山形市役所を訪れ、佐藤孝弘市長に手渡した。

 日大山形高時代までサッカーに打ち込み、一時はプロも目指していたという海谷社長。自身の夢を託すように、「このボールを蹴った小学生から未来のモンテを、そして日本を代表する選手が出てほしい」と期待した。

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