長崎県内公立小で卒業式 1万1300人 新たな一歩

卒業証書を受け取る卒業生=長崎市立古賀小

 長崎県内の多くの公立小学校で18日、卒業式があった。県教委によると、昨年度より200人程度少ない約1万1300人が新たな一歩を踏み出した。
 長崎市立古賀小(375人)は67人が卒業。松尾一知校長が卒業証書を手渡し「自分を大切にして、夢の実現に向かって力強く進んでほしい」と祝辞を述べた。
 卒業生は一人一人言葉を継ぎながら、修学旅行や運動会などの思い出を振り返り「今までありがとう。これからも温かく見守ってください」と家族に向けて感謝の言葉を伝えた。その後、校歌を斉唱し、母校との別れを惜しんだ。
 将来の夢はプロサッカー選手という松本琉惟君(12)は「良い思い出ができた。中学では勉強とスポーツどちらも頑張りたい」と話した。

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