年間最大600万円 経営者などでつくる団体が子ども食堂を支援【長野市】

県内の経営者などで作る団体が、子ども食堂を運営する長野市内3つの団体に対し、年間で最大600万円の支援を発表しました。

子ども食堂の運営団体を支援するのは、県内の経営者などが集まり、去年4月に設立された「長野ガイヤ応援団KID」です。前の長野市長、加藤久雄さんが団長を務めています。

■長野ガイヤ応援団KID・加藤久雄団長
「全国にこの(活動の)輪が広がるような夢を持っています。あまり大きな金額でなくても継続的に毎年、寄付を頂けるような努力をしていきたい」

貧困などの悩みを抱える子どもを支援するため、子ども食堂を運営する3つの団体に対し、それぞれ最大で年間200万円が贈られる予定です。財源は、個人や企業などからの寄付金です。

■NPO法人にっこりひろば・岡宮真理 理事長
「いま、ボランティアで(活動に参加)されている方の活動する環境をまずは整えたい。(今後は)様々な人が私にも(ボランティア)が出来るのではないかという方が増えてきて、その方たちと共同でそういった(子どもの)居場所を増やしていきたい」

支援は5年間続けられる予定です。加藤団長は今後、対象を県内外に広げていきたいと話していました。

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