マリア・シュナイダー、東京芸術劇場で開催される「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」に出演

挾間美帆のプロデュースのもと、東京・池袋 東京芸術劇場で開催されているオーケストラとジャズのコラボレーション「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」が、今年は7月27日(土)に東京芸術劇場 コンサートホールで開催されます。今年の公演にはマリア・シュナイダーが出演。「マリア・シュナイダー plays マリア・シュナイダー」と題し、前半は池本茂貴率いるラージ・アンサンブル「池本茂貴 isles(アイルス)」が、シュナイダー自身の指揮でマリア・シュナイダー・オーケストラの主要作を披露。後半は人気と実力を兼ね備えたソプラノ歌手・森谷真理を迎え、特別編成のチェンバー・オーケストラとともに大作「Carlos Drummond de Andrade Stories」を日本初演します。

「Carlos Drummond de Andrade Stories」はソプラノ歌手ドーン・アップショウとの共同制作から生まれ、グラミー賞で2部門を獲得した2013年のアルバム『Winter Morning Walks』に収録された楽曲。公演では「Carlos Drummond de Andrade Stories」のほか、「Hang Gliding」「Dance You Monster to My Soft Song」「Sky Blue」といったシュナイダーの楽曲が披露される予定で、「Hang Gliding」は挾間が今公演のチェンバー・オーケストラによる演奏のために編曲を手がけました。

挟間は今回の公演に向け、「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇。今年は満を持して、現代ジャズ作曲界の神格的存在、マリア・シュナイダーが来日します! 私自身、大学時代に彼女の音楽に出会って夢中になり、こんな女流作曲家がいるのかと大きな衝撃を受けました。彼女の存在なしに、今の自分もないと思っています。彼女の音楽が大きな支えになっている音楽家や音楽ファンも多いはず。そんなマリアに、クラシック作品の日本初演を実現していただくのは私にとって大きな夢でした。今回は実に7年ぶりの来日となり、マリアの美しい指揮により彼女の作品を堪能できる貴重な機会になります。どうかお見逃しなく!」とのコメントを発表しています。

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