ヨーヨー・マ、エマニュエル・アックス、レオニダス・カヴァコスがベートーヴェン・アルバムを発表 新映像を公開

ヨーヨー・マ(vc)、エマニュエル・アックス(p)、レオニダス・カヴァコス(vn)のトリオが、ベートーヴェンの交響曲をピアノ三重奏で演奏するプロジェクト“ベートーヴェン・フォー・スリー”の第3弾アルバム『ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調作品60&ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 作品97「大公」』を3月15日(金)に配信スタートしました。日本盤CDの発売は3月20日(水・祝)。ヨーヨー・マのYouTubeチャンネルでは、このプロジェクトの第1作目としてリリースされた「運命~第1楽章」の演奏映像が新たに公開されています。

ベートーヴェン・フォー・スリーは、この3人がベートーヴェンの交響曲をピアノ三重奏曲編曲で演奏するプロジェクト。今回発表される第3弾アルバムは、2023年8月の最新録音で、交響曲第4番のピアノ・トリオ編曲はシャイ・ウォスネルが手がけています。

ヨーヨー・マはこのプロジェクトについて、「シンフォニーの演奏に参加できるという事はなんて素晴らしいんだろうと我々は感じているんです。録音というものが始まって以来、“あの人は室内楽奏者、オーケストラの楽団員、協奏曲を演奏する人、トランスクリプションをやる人、作曲をする人、指揮する人”といったようにそれぞれ重なり合うことなく別々のカテゴリーに分けてみられるようになってしまった。そのようなサイロ化された考え方は、創造や人々のコラボレーションを妨げるものです。だからこそ私たちは音楽の最初の原則、つまり一緒に何かをやりたいと思う友人とのシンプルな交流に立ち返ることが今の時代に本当に重要なことの一つだと思うのです」とコメントしています。

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