嫁「断ったはずなのに!」【立ち合い出産】に"義母"が来襲! 出産に集中できず「泣きそう、、」その時!?

初めてのお産で姑がものすごく心配してくれるのは、ありがたい反面、病室まで来られるのはやっぱり気を遣うしという複雑な思いがある人もいるのではないでしょうか。Aさんもそのうちの1人でした。今回は、私の友人Aさんから聞いたお産にまつわるトラブルエピソードを紹介します。

初めてのお産に緊張

Aさんは、今回が初めてのお産でした。姑が実母以上にお産を心配してくれていて、ありがたく思う反面、正直なところ口うるさいところもあるので、産むときには姑に来ないでほしいと思っていました。

「お産に集中したいので、絶対に来ないでください」と事前に夫に伝えてもらったのです。

病室のドアが開くと……

しかし、陣痛が来て病室で苦しんでいると病室のドアがガラッと空いたのです。そして、「やっぱり心配で来ちゃったわ」と姑の姿がありました。

Aさんは、嫌な予感はしていましたが、まさかほんとに来るとは思わなかったので思わず固まってしまいました。

そして、次の陣痛が来た時に「痛い」とAさんが言ったら、「なんてやわな人なんだい。これくらいで弱音を吐くんじゃない」と急に怒鳴り始めたのです。

こっちは陣痛だけでも精いっぱいなのにたまったもんじゃないと、陣痛とは関係なくAさんは泣きそうでした。

苦しそうにしているだけで、「こんなのたいしたことないよ、私だって3人産んだんだから」などと文句を言ってきます。

なんで子どもを産むのに陣痛以外でこんなに苦しまなきゃいけないの、こんなんだったら1人でいる方がよっぽどましだと思っていると……

夫が到着

仕事で来るのが遅くなった夫が到着しました。タイミングよく、Aさんを姑が罵っている場面でそれを見た夫は大激怒。

「来るなって言ったのに、なんで来たんだよ。Aはめちゃくちゃ頑張ってくれているのにホントになんなんだ。」と姑を追い出してくれました。

夫は申し訳なさそうに「母さんがごめん」と謝ってくれ、出産を見届けてくれました。2人目を産むときは、1回目の失敗を活かし姑には出産予定日と陣痛が来たことを知らせなかったそうです。
心配してくれるのはありがたいのですが、こちらの意見も聞いた上で優しく見守ってほしかったですよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:夏野ゆきか

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