新婚の大谷翔平に“先輩”ベッツが金言「とにかくYESと言うことだ」夫婦円満の秘訣に「これは万国共通」「どの国も変わらないんだな」とファンも納得

ロサンゼルス・ドジャースの“ビッグ3”、大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンが『MLB Network』のインタビューに応じた。このなかで話題となったのが、2月29日に結婚を発表した大谷に対するベッツのアドバイスだった。

まず、大谷と始めて会った際のエピソードについて聞かれたベッツは、「ショウヘイを初めて見たのは、(ボストン・レッドソックス時代に)アナハイムで試合をした時だった」と話し始め、「そうだよね?」と大谷に確認しながら、「その時(2018年4月17日、投手・大谷と初対戦)、僕は初対決で本塁打を打ったんだ」と語ると、その場にいる全員が歓声をあげた。

続けてベッツは、「本塁打を打てたのは嬉しかったよ。でも、それ以上にショウヘイには衝撃を受けた。だって、投手としても打者としてもプレーしているんだから。信じられなかったね。“オーマイガー”って感じだよ」と続けた。

フリーマンが、「“二刀流”って子供の頃にはやっていたけど、それをMLBでやるなんてね。正直、どうやればできるんだって疑った。それをショウヘイは高いレベルでやってのけたんだから」と話すと、ベッツも「そうだね。なんで誰よりもうまく投手と打者の両方をこなせるんだって」とあらためて驚愕した過去を振り返った。

かつてMVPを受賞した3人の打順について質問されると、フリーマンは「3人とも気にしていないんだ。多く得点して試合に勝つことだけさ」と語り、3人のうち誰が最も多く本塁打を打つ?」と聞かれたベッツとフリーマンは、笑いながらすぐに大谷を指さした。
その大谷は、「(フリーマンに対して)盗塁でしょ?」と振ると、フリーマンは「そうだね、僕は盗塁だ」と笑いながら受け答え。もっとも打率を残しそうな選手には、ベッツが「フレディじゃないかな」と答え、得点については「それは僕かな」と返答した。

またフリーマンは今シーズンについて、「キーになるのは、つねに健康でいること。そうなるように願っているよ。だって、ショウヘイをプレーオフに連れていかないといけないんだから」と語り、大谷にとって初となるプレーオフ出場をチームとして望んでいることを明かした。

最後に司会者が「誰も知らなかったけど、ショウヘイは犬を飼い始めたね。そして結婚だ」と話すと、場は一気に盛り上がる。フリーマンは「結婚は誰も知らなかった」と返し、さらに司会者が「結婚しているムーキーとフレディから、ショウヘイにアドバイスはある?」と話を振ると、フリーマンは「アドバイスはしていないけど、祝福したよ」と返答。ベッツが「僕からのアドバイスは、(妻に対して)とにかく“Yes”と言うことだ」と話すと、全員が声をあげて笑った。

動画を観たファンは、「いいインタビューだった」「MLB Networkはいい仕事をした。素晴らしい」「シーズンの開幕が待ち遠しい」「他のチームは戦々恐々だろう」などとコメント。またベッツの大谷にする夫婦円満の秘訣については、「大事なことを言った」「すべてに“Yes”! 間違いない」「最高のアドバイスだな」「“Yes”はマジックワード」「その通り」「これは万国共通だ」「どの国も変わらないんだな」「メジャーの選手でもそうなのか」といった反応が寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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