トレンドは『NOノーマル婚』新郎新婦に応える内装に…披露宴会場リニューアル 福島・会津若松市

まるで雲の上からの眺め、会津盆地を一望しているかのような景色。福島県会津若松市の東山温泉にある旅館が披露宴会場をリニューアルオープンさせました。いまの結婚式のトレンドは「NOノーマル婚」。いったいどのようなものなのでしょうか。

小枝佳祐記者「会津を一望できる大パノラマが特徴のこちらの披露宴会場。新型コロナによるニーズの変化を受け、様々なアレンジがしやすいようリニューアルオープンしました」

会津若松市の東山温泉にある御宿東鳳は、最上階にある披露宴会場「ソアラ」を、3月9日に、リニューアルオープンしました。

御宿東鳳・宮崎義雄総支配人「コロナ禍において、結婚式の事情は色々と変わりつつあります」

新型コロナの影響で、結婚式を取り巻く環境は大きく変化。県内で行われる挙式・披露宴の平均人数は、コロナ禍前は76人でしたが、去年は50人と少人数化しているといいます。さらに。

リクルート・松原央怜さん「我々は各5年周期において、それぞれの結婚式のトレンドのようなものを定義させていただいているが、2020年代とは『NOノーマル婚』というような形で名付けております」

二人らしい結婚式を自由に挙げたいというニーズが高まっていて、バージンロードを新婦一人で歩いたり、新郎も両親への手紙を読んだりするケースが増えてきているといいます。御宿東鳳では、新郎新婦の要望に対応するため、これまでベージュや木目調だった内装を白を基調とした明るくシンプルなもの変えたということです。

御宿東鳳・鴇巣希さん「オリジナル性をもった新郎新婦様が増えてきたので、新郎新婦さんの色に染めやすいような色に作らせていただだきました」

リニューアル後は、ウエディングに関する問い合わせが増えていて、すでに2組が披露宴を挙げたということです。また、リニューアルを記念し、季節のフルーツを使ったデザートビュッフェが選べるウエディングプランの販売を開始したということです。

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