【インド】アショク、自動運転技術の新興企業と提携[車両]

インドの商用車大手アショク・レイランドは19日、自動運転技術の開発を手がける地場新興企業マイナス・ゼロと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

アショクは今回の提携を通じて、マイナス・ゼロが人工知能(AI)技術を活用して開発した自動運転プラットフォームをアショクが展開する商用車に導入する方針。第一段階として、港湾や工場、企業の敷地内でのトラック輸送向けの自動運転ソリューションの開発に着手すると明らかにした。

将来的には、関連する規制環境の変化に応じて、拠点間輸送や長距離輸送にも自動運転技術を導入することを視野に入れている。

アショクのサラバナン最高技術責任者(CTO)は、「インドのニーズに合わせたソリューションを開発する」とした上で、「それをグローバル市場向けの技術に発展させることも可能と考えている」と話している。

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