【能登半島地震】「輪島朝市に笑顔戻って」 アイドル・パッチが寄付/八戸

輪島朝市の復興を願い、慶長春樹理事長(中央)に寄付金を送ったpacchiのメンバーら

 八戸市を中心に活動する館鼻岸壁朝市公認アイドル「pacchi(パッチ)」は17日、能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市の輪島朝市復興を支援しようと、ライブなどの活動で得た売り上げの一部を寄付した。

 1月に実施したライブで販売した、「被災地支援チェキ」の売り上げ6万4千円を寄付金に充てた。同日は、pacchiファンクラブも8千円を寄付。ファンクラブ会長で、館鼻岸壁朝市で場内アナウンスを担当する上村昭子さんが作成したうちわの売り上げの一部を義援金とした。

 館鼻岸壁を運営する湊日曜朝市会は現在、会場で朝市応援募金を実施しており、募金と今回の寄付金を合わせて4月に輪島朝市会に贈る予定だ。

 pacchiのリーダー虹乃愛んなさん(20)は、取材に「少しでも皆さんの力になればとの思いで活動させてもらった。輪島朝市が早く復旧、復興して、笑顔が戻ってほしい」と願った。

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