2新人、一騎打ちに 遊佐町長選告示、11年ぶり選挙戦

(右から届け出順に)斎藤武氏、松永裕美氏

 遊佐町長・時田博機氏の死去に伴う遊佐町長選は19日に告示され、いずれも新人の行政書士斎藤武氏(49)=白井新田=と自営業松永裕美氏(57)=遊佐=の2人が立候補を届け出た。11年ぶりの選挙戦となり、一騎打ちが確定した。投開票日は24日。2氏の町長選出馬に伴う町議補欠選(欠員2)も同日程で行う。

 斎藤氏は事務所駐車場で出陣式を行い「改めるべき点は改め、引き継ぐ点は引き継いでまちづくりを行う」と気勢を上げた。

 松永氏はショッピングセンター「エルパ」駐車場で出陣式に臨み「町民一人一人に会いに行き、対話を重ねる」と第一声を放った。

 町議補欠選には、いずれも新人の会社員遊佐亮太氏(39)=吉出=と農業伊原ひとみ氏(58)=比子、農業常田俊哉氏(41)=富岡=が立候補を届け出て、選挙戦に突入した。

 期日前投票は20~23日の午前8時半~午後8時に町役場で受け付ける。

 18日現在の有権者数は1万980人(男5227人、女5753人)。

【立候補者】(届け出順)  斎藤  武(さいとう・たけし) 49 無新 (1)行政書士(2)東京農業大(3)町議会副議長、町議3期。 松永 裕美(まつなが・ゆみ) 57 無新 (1)自営業(2)青山女子短大(3)保護司、防災士。町議3期。 ((1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴)

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