栃木県議会・通常会議最終日「9千3百億円余りに上る新年度予算案が可決」 新議長・副議長も選出

とちぎテレビ

栃木県議会通常会議は19日、最終日を迎え、9千3百億円余りに上る新年度予算案が可決・成立しました。また、新しい議長と副議長が選ばれています。

19日の本会議では、総額で9千328億円に上る一般会計予算案やデジタル社会形成推進条例案など74の議案の採決が行われ、可決されました。

このうち、県議会の関連条例では大規模な災害や感染症のまん延、育児や介護などやむを得ない理由で委員が委員会に出席できない場合、オンラインで出席できるよう改めて条例が改正されました。

その他、議員提案で「首都直下地震への万全の備えを講じることを求める意見書」など6件の意見書案が提案され、可決されました。

また、19日の本会議では、佐藤良議長と関谷暢之副議長が慣例にならって1年で辞職願を提出したのに伴って、新しい正副議長を決める選挙が行われました。

その結果、新しい議長には栃木市選挙区選出で4期目の日向野義幸議員(65)が選ばれました。

また、副議長には宇都宮市・上三川町選挙区選出で、同じく4期目の中島宏議員(55)が選ばれました。

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