「カタクリ」のかれんな薄紫色の花が見ごろに 佐野市・万葉自然公園かたくりの里

とちぎテレビ

佐野市にある自然公園では、市の花にもなっているカタクリの花が見ごろを迎え、多くの人でにぎわっています。

佐野市の三毳山にある「万葉自然公園かたくりの里」。およそ1.5ヘクタールの斜面には150万株ともいわれるカタクリが群生しています。

カタクリはユリ科の多年草で、今年はいつもの年とほぼ同じ3月7日ごろから咲き始めました。しかし、今月(3月)に入って寒い日が続いたこともあり、19日の時点で七分咲きとなっています。それでも、斜面には可憐な薄紫色のカタクリの花が一帯を鮮やかに染めあげる光景が広がっています。

時折吹く風にそよぐ姿に、訪れた人が立ち止まって見入ったり、写真愛好家らがしきりにカメラのシャッターを切ったりする姿が見られました。

公園の管理センターによりますとカタクリは3月23日ごろから見ごろのピークとなり、3月いっぱい楽しめるということです。

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