宜黄県のダムでいかだに乗って古琴を演奏する封益華さん。(2023年2月18日撮影、南昌=新華社記者/万象)
【新華社南昌3月20日】中国の伝統楽器、古琴(こきん)は、いにしえの文人が修養を積むために必須の芸とされていた。
江西省撫州市宜黄県出身の古琴制作職人、封益華(ほう・えきか)さん(38)は先祖の影響を受け18歳で古琴を習い始め、その後、上海で師匠について古琴の制作技法を学んだ。長年の鍛錬により、封さんの演奏技法と制作技術は次第に円熟している。
宜黄県の公園で古琴を演奏する封益華さん。(2022年11月25日撮影、南昌=新華社配信)
封さんは2014年、豊かな自然と良好な起業環境を備えた故郷に戻り、古琴工房を開設した。
手作りで古琴1面を制作するには、少なくとも3年はかかる。封さんは「もっと多くの人に古琴を知ってもらい、伝統文化の魅力を感じてもらいたい。技術の伝承と発展のため、より多くの職人を育成したい」と語った。
8日、宜黄県にある工房で古琴に漆を塗る封益華さん。(南昌=新華社記者/万象)
8日、宜黄県にある工房で古琴に漆を塗る封益華さん。(南昌=新華社記者/万象)
7日、宜黄県にある工房で古琴の胴を制作する封益華さん。(南昌=新華社記者/万象)
7日、宜黄県にある工房で古琴を制作する封益華さん。(南昌=新華社記者/万象)
7日、宜黄県にある工房で古琴の胴を磨く封益華さん。(南昌=新華社記者/万象)
7日、宜黄県にある古琴制作工房で材料を選ぶ封益華さん。(南昌=新華社記者/万象)
7日、宜黄県にある古琴制作工房で工具を選ぶ封益華さん。(南昌=新華社記者/隋尚君)
7日、宜黄県の古琴制作工房で弟子を指導する封益華さん(左)。(南昌=新華社記者/隋尚君)
7日、宜黄県の琴館で古琴を演奏する封益華さん。(南昌=新華社記者/万象)
7日、宜黄県の琴館で古琴を演奏する封益華さんの手元。(南昌=新華社記者/万象)
8日、宜黄県の琴館で古琴演奏の愛好家を指導する封益華さん(左)。(南昌=新華社記者/万象)
7日、宜黄県の琴館に飾られた古琴。(南昌=新華社記者/万象)