<能登半島地震 支援の輪>韓国の漫画家が似顔絵会 佐賀空港でチャリティー

空港利用客の似顔絵を描く韓国の漫画家=佐賀市川副町の佐賀空港

 能登半島地震の被災地支援ためのチャリティー似顔絵会が15日、佐賀市川副町の佐賀空港であった。交流イベントに参加するため佐賀を訪れた韓国の7人の漫画家が、空港利用客の似顔絵を描いた。

 同町を拠点に活動する韓国出身のアーティスト、カン・イルグさん(56)=佐賀市=の友人で、「韓国カートゥーン協会」代表のキム・ピョンヒョンさん(52)らが参加した。似顔絵を描いてもらった田代早苗さん(75)=大分県別府市=は「言葉は通じなくても、特徴を捉えて描いてもらえてうれしい」と喜んだ。

 7人は20日まで県内に滞在し、ウエルカムライブや同町で17日に開かれた「あつまろう祭」などに参加、地元の人たちと交流している。キムさんは「佐賀の文化や芸術を体感したい」と話していた。(福本真理)

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