西川町、NFTトレカ販売へ 山菜モチーフ、全15種

西川町が販売する山菜トレカNFTのキャラクター(同町提供)

 西川町は19日、町のPRと関係人口拡大を図るため、非代替性トークン(NFT)化したトレーディングカードを販売すると発表した。町特産の山菜をモチーフにしたキャラクターをデザインし、全15種類ある。近日中の発売を予定している。

 トレカは複製や改ざんを難しくしたデジタルデータのNFTで、町が包括連携協定を結ぶメディアエクイティ(東京)が運営するサイトで枚数を限定して販売する。転売が可能で、コレクターなどが売買を活発化することで価値が高まることを期待している。

 山菜のキャラクターは昨年11月27日~今年1月末、X(旧ツイッター)で募集して約100件の応募があった。菅野大志町長や町職員が投票し、15の作品を決めた。さらに先月27日~今月5日、同町のデジタル住民票を保有している人を対象にキャラクターの人気投票を行った。この結果に基づき、レア度を高めるため人気が高いキャラクターは枚数を減らして販売する。 町は今後、NFTトレカを用いたデジタルゲームの開発や限定グッズの展開などを考えている。

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