「彼岸の中日」の20日、福島県いわき市の津波被災地には多くの人たちが墓参りに訪れ、先祖の霊を慰めました。
震災の津波で多くの家屋に被害が出て、120人以上が亡くなったいわき市平薄磯地区にある「修徳院」です。朝早くから多くの家族連れなどが墓参りに訪れ、花や線香を手向けて静かに手を合わせ、先祖の霊を慰めていました。
津波で父と祖母を亡くした人「相変わらず元気にしているよ、と。自分の後悔と無念さも思いつつ、この3月はずっと入り混じった感情なので。そのことをお墓の前で伝えました」
今年の春の彼岸は今月23日までです。