群馬県は19日、県内84カ所の定点医療機関から11～17日に報告されたインフルエンザの患者数が1医療機関当たり25.83人で、前週より3.41人増えたと発表した。増加は2週連続。
県内12保健所別で最も多いのは富岡の40.00人、次いで桐生の39.38人、安中の31.00人。患者総数（2170人）の年代別では、10歳未満の1087人が最多で、10代の878人、30代の72人と続いた。
保育所や小中高校の学年・学級閉鎖は17市町村の94校で報告された。
新型コロナウイルス感染症の患者数は1機関当たり6.89人。前週より0.29人少なく、6週連続で減った。
社会福祉施設と医療機関の集団発生は13施設で計185人の感染を確認した。
「人食いバクテリア」とも呼ばれる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の今年の県内患者数は、前週から1人増え14人。過去最多で並んでいた2022年の13人を上回った。
