今季初スタメンに一発回答! 横浜FCの伊藤翔がヘッドで決勝弾「何としても勝利が必要だった」

先発抜擢の期待に応えた。

横浜FCは3月20日、J2第5節で群馬とホームで対戦。1-0で勝利した。

決勝点を決めたのは、開幕からここまで途中出場が続き、この群馬戦で今季初スタメンの伊藤翔だ。11分、福森晃斗の右CKにファーで反応。ヘディングシュートを叩き込んだ。

チームはその後、24分に岩武克弥の一発退場で数的不利となるが、懸命の守備で虎の子の1点を守り抜き、勝点3を掴んだ。

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試合後のフラッシュインタビューで、伊藤は「長い90分だったな、と。今はホッとしています」と安堵する。

先発でピッチに立った。「前節(栃木戦、0-1)負けて、チームとしては何としても勝利が必要だった。それにつながるプレーができればいいなと思っていた」。それがゴールという目に見える結果だった。

「福森選手は毎回、良いボールを蹴ってくれる。どこかしら、僕じゃなくても、チャンスはあるかなと思っていた。それは本当に練習どおり、決められて良かったです」

待望の今季初ゴール。ここから“ショー・タイム”が始まるか。さらなる活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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