融資金詐欺の男2人を起訴 群馬・前橋地検

 東和銀行(群馬県前橋市)が融資金をだまし取られた事件で、前橋地検は19日、詐欺の罪で東京都の建設作業員の男(59)=同罪で公判中=と、高崎市のエステ店従業員の男(42)を前橋地裁に起訴した。

 起訴状によると、2人は共謀して2019年9月12日、エステ店従業員の男が県の小規模企業事業資金の対象者であると装った虚偽の申請をし、同30日に1930万140円を詐取。20年5月8日にもエステ店従業員の男が県の新型コロナウイルス感染症対応資金の対象者であると装った虚偽の申請をして、同年6月5日に2997万9914円をだまし取ったとされる。

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