「やっと、やっと、ジェフ千葉さんに勝てた」清水の秋葉監督が3-1勝利に感無量!

清水エスパルスは3月20日、J2第5節でジェフユナイテッド千葉と敵地で対戦。44分にカルリーニョス・ジュニオのゴールで先制すると、45+1分に追いつかれたが、80分に乾貴士の得点で勝ち越し、90+1分には松崎快がダメを押し、3-1で勝利した。

試合後、フラッシュインタビューに応じた秋葉忠宏監督は、昨季の対戦成績は1分1敗だった千葉に勝てたことで、喜びを噛みしめ、選手とファン・サポーターを称えた。

「やっと、やっと、ジェフ千葉さんに勝つことができた。選手たちの粘り強く、我慢強く、後半の最後の最後まで、自分たちの時間が来るまで、根気よく自分たちが崩れることなく我慢し続けたこと。それを可能にしたのは、この大声援。サポーター、ファミリーがホームかと勘違いするほど、我々の背中を押してくれましたから。これが我慢強さに繋がって最後、3点目までさせたと思っています」

戦前には“6ポイントマッチ”と意気込んでいたという。その点を振られると、次のように語った。

【動画】清水MF乾貴士がゴラッソで決勝弾!
「もちろんチーム、選手は変わっていますけど、オリジナル10同士で負けるわけにはいかなかったですし、アウェーでも、この先どっちが上に行くんだという意味では非常に大事なゲームだったので。選手たちのこの頑張り、我慢強さ、クオリティに感謝しています」

そして、値千金の決勝弾を叩き込んだ乾を「35歳とは思えないほど、この連戦、過密スケジュールのなかでも、持っているものが違いますから」と賞賛する。

2連勝を飾った清水は次戦、24日にホームでブラウブリッツ秋田と相まみえる。指揮官は、前半終了間際の失点を反省しつつ、「この3日間で回復に務めながら、秋田は勝ったことのないチームですから、勝ってホームで勝点3を取れるように、また頑張りたいです」と気合を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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