町道に県内初「SUBARU」の名が 群馬・大泉町とスバルがネーミングライツ契約

契約を結んだSUBARUの棟田さん(左)と村山町長

 群馬県大泉町の外国人店舗が集中する西小泉駅近くを通る町道、通称「グリーンロード」について、町は19日、愛称を付けるネーミングライツ契約をSUBARU(スバル)と結んだ。愛称は「SUBARUグリーンロード」で、期間は4月1日から5年間。町によると、町道の名称のネーミングライツ契約は県内で初めて。

 愛称が設定されたのは、スバル運動公園南の国道354号から県道綿貫篠塚線を南北につなぐ町道約690メートルで、契約金額は年間55万円。今年4月に街路灯が地元商店会から町に移管されるため、電気代などの維持管理費を補う。

 町役場で開かれた契約締結式で、村山俊明町長は「町としても明るい話題になる。この機会を町としても大切にして、スバルとさらなる協力に努めたい」と感謝した。

 同社モノづくり本部副本部長兼群馬製作所副所長の棟田和幸さん(58)は「大泉工場南の運動公園から販売店の富士スバル大泉店をつなぐ親和性の高い道。地域活性化につながればうれしい」と話していた。

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