森保一監督がFW陣に期待することは?「得点を取ってもらいたい」、ただそれだけにあらず「アジアで、世界で勝つために必要」なことも

得点が期待されるFW陣(小川航基、浅野拓磨、上田綺世、前田大然)[写真:©超ワールドサッカー]

20日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選の北朝鮮代表戦に向け、日本代表の森保一監督が前日記者会見に臨み、FWへの期待を語った。

アジアカップ2023では優勝候補筆頭に挙げられながらもベスト8で敗退した日本。一方でW杯予選は2連勝スタートを切っており、ここで連勝を収めれば突破が決まることとなる。

直近での対戦は、2017年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権。森保監督になってからは初の対戦となる。

一方で、U-22日本代表はアジア競技大会で対戦。なでしこジャパンはパリ・オリンピックの出場権を懸けて対戦した他、U-20女子代表はAFC U-20女子アジアカップで2度対戦と、このところ両国の対戦は頻繁に起こっている。

約4年ぶりに招集されたFW小川航基(NECナイメヘン)は、19日の取材対応で「僕は得点を取ることが一番大事だと思っています。監督は色々要求してくると思いますが、そこだけは忘れないで、そこだけを求めると言っても過言ではないぐらい、思いは強いです」とコメント。ゴールを奪うことを優先的に考えたいと語っていた。

森保監督は小川をはじめ、FW上田綺世(フェイエノールト)、FW浅野拓磨(ボーフム)、FW前田大然(セルティック)ら1トップで起用する可能性がある選手たちへ求めることについて言及。ゴールを期待したいとした。

「まずFWとしては得点を取ってもらいたい、得点に絡むことを期待したいと思います」

「取るべき選手が得点を取るというところ、チームとしても良い戦いの流れになると思うので期待したいと思います」

「それと同時に、全員攻守というところは日本がアジアでより確実に勝つために、世界で勝つために必要だと思うので、前線からチームの守備に貢献してもらえるように役割として求めていきたい、要求したいと思います」

当然ゴールやアシスト、チャンスメイクを期待しながらも、チームとしての最低限の要求はするという森保監督。ストライカー陣がそれぞれ特徴を出せるのか注目が集まる。

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