玉置成実「ご褒美のような作品」ニューアルバム『Singularity』に込めた想い!

声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
3月16日のゲストは玉置成実さん!
ニューアルバム『Singularity』について伺いました。

「Nami Tamaki 20th Anniversary LIVE -Focus-」直前というタイミングで「ふぁんも」に来てくれた玉置さん。デビュー20周年記念アルバムのタイトル、なぜ『Singularity』と名付けたのでしょうか?「特異点という意味ではあるんですけど、これからの未来の自分と、今までの自分があわさった、今最高のベストを詰め込もうみたいな気持ちで付けました。あとはもう『Singularity』というワードがかっこいい!」

アルバムには玉置さんのデビュー曲「Believe」、代表曲の「Realize」、「Reason」の2023rearrang ver.を収録しています。デビュー曲「Believe」をリリースした時、玉置さんは14歳でした。「中学生だったので、自分で聞いても子供の声だなって思いますね。レコーディングは1000本ノックみたいで、若さでなんとかできたんですけど、ブースの中にプロデューサーさんが一緒に入るという、今思うととんでもない状況でした」

テレビシリーズからおよそ20年ぶりの続編、映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』オフィシャルサポーターソング「Reborn」についても伺いました。「『FREEDOM』に関われなかったら一生後悔すると思っていたので、凄くうれしかったです。サポーターソングというのが新しいなと思って、20年ぶりに新作が公開されるということで、当時のみなさんの記憶と『FREEDOM』をつなぐ架け橋になるような楽曲にしなきゃなということで、「Reason」の作詞家さんをお招きして、一緒に作って頂きました。歌詞の中にも「Believe」、「Realize」、「Reason」「Result」を日本語にした一節があるんです」

アルバムには2020年以降のアニメタイアップの曲もたくさん入っています。「勇者シリーズの楽曲は歌ったことのないジャンルの楽曲で、どうしたらいいんだろうっていう。それから『Open the GATE feat. きただにひろし』では、きただにひろしさん、私の上のパートを唄ってくださると思ってなくてビックリしました。衝撃でしたね」

これまでのタイアップに関しては「どれも思い入れが強すぎて。自分が勇者シリーズを担当することになるとは思っていなかったですし、あとはウルトラマン!ウルトラマンΖの楽曲も収録してるんですが、それこそウルトラマンの楽曲を担当させて頂く日が来るなんて、もう思ってなかった。ガンダム!ウルトラマン!」

収録された楽曲はもちろん、20周年をむかえた玉置成実さんの魅力をふんだんに詰め込んだ、全撮りおろしのフォトブックも封入される豪華版仕様!シンガーとしてだけではなく、ミュージカルや舞台で俳優としても活躍し、表現の幅を広げる“玉置成実さんのいま”を堪能できる作品となったニューアルバム『Singularity』。玉置成実さんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「自分自身にとっても20年頑張ったご褒美のようなアルバム。「Believe」、「Realize」、「Reason」のセルフカバーもさせて頂いて、いまの玉置成実の代表的な作品になったと思っております」

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