余裕のセーフも一瞬ヒヤリ!? パドレス右翼の「エグい肩」に西岡剛&里崎智也は驚愕!「浅い位置なら余裕でアウトよ」

3月20日、韓国・ソウルでロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスのMLB開幕戦が高尺スカイドームで行なわれている。大谷翔平は「2番・指名打者」で先発出場し、第2打席に待望の今季初ヒットをマーク。さらに初盗塁も決めた。

序盤には驚異の鬼肩が披露された。3回に先制点をもらったパドレス先発のダルビッシュ有は4回に先頭打者を三ゴロに打ち取ったかに見えたが、三塁を守るタイラー・ウェイドの悪送球で、二塁まで進塁を許す。次打者の内野ゴロの間にランナーは三塁まで進み、ダルビッシュは8番のジェイソン・ヘイワードと対峙した。

カウント1-2と追い込んだが、4球目のカットボールは右翼へ。犠牲フライには十分の飛距離だったが、ライトを守るフェルナンド・タティースJr.が捕球するとレーザービームのような返球を見せる。惜しくもアウトにはならず同点に追いつかれたが、これぞメジャーリーガーというインパクト十分なプレーに球場は騒然とした。
ライブ中継しているABEMAで解説を務める西岡剛氏は「エグい肩」と驚嘆。同じく解説者の里崎智也氏は「浅い位置なら余裕でアウトですよ」と開いた口が塞がらないほど、タティースJr.の強肩に目が釘付けになった。

試合は6回表を終わり、2-1でパドレスが1点リード。ダルビッシュは3回2/3を投げて被安打2、奪三振3、1失点(自責点ゼロ)で降板。松井裕樹が4番手でメジャー初登板を果たしている。

構成●THE DIGEST編集部

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