【大井・京浜盃】坂井瑠「勝ち馬が強かった」紅一点・アンモシエラは2着

交流重賞ブルーバードカップを制してここへ参戦した紅一点アンモシエラだったが2着に敗れた。1コーナーで僅かな不利がありつつも、最後までしっかりと走り切っての2着。きょうのところは勝ち馬の激走を食らった形で決して悲観する内容ではなかった。

2着 アンモシエラ
坂井瑠星騎手
「1コーナーで少し後ろに乗っ掛けられるところがあったのですが、それ以外はスムーズなレースで、今日は勝ち馬が強かったのひとことに尽きると思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

3月20日、大井競馬場で行われた11R・京浜盃(Jpn2・ダ1700m・9頭立て・1着=3000万円)は、服部茂史騎乗の3番人気、サントノーレ(牡3・大井・荒山勝徳)が7馬身差で圧勝。2着に2番人気のアンモシエラ(牝3・栗東・松永幹夫)、3着にハビレ(牡3・美浦・武井亮)が入った。勝ちタイムは1:48.7(良)。このレースは今年から始まるダート三冠競走の一冠目、羽田盃(4月24日・大井・Jpn1・ダ1800m)の優先出走権が与えられるステップレース。

直線は独走

京浜盃・サントノーレ(C)Hiroki Homma

大井所属のサントノーレが圧巻の走りでJRA勢を撃破。ダート三冠競走、羽田盃へ向けて視界良好だ。直線では完全な一人旅で他馬を完封。2着のアンモシエラに7馬身差とまったく寄せ付けなかった。このレースは5着以内に入った地方馬上位2頭、中央馬上位2頭に羽田盃(4月24日・大井・Jpn1・ダ1800m)の優先出走権が付与される。

サントノーレ 8戦4勝
(牡3・大井・荒山勝徳)
父:エピカリス
母:リンガスウーノ
母父:サウスヴィグラス
馬主:(株)ラ・メール
生産者:松浦牧場

【全着順】
1着 サントノーレ 服部茂史
2着 アンモシエラ 坂井瑠星
3着 ハビレ B.ムルザバエフ
4着 シークレットキー 笹川翼
5 着 ティントレット 森泰斗
6着 マッシャーブルム 矢野貴之
7着 フジマサテイオー 和田譲治
8着 パッションクライ 桑村真明
9着 ブラックバトラー 落合玄太

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