仮想空間で楽しく婚活 朝日町初企画、男女13人交流

仮想空間で繰り広げられた合コン=朝日町役場

 朝日町は20日、インターネット上の仮想空間「メタバース」活用の婚活催し「恋♡活!あさひDEメタ・コン~春の四重奏へようこそ~」を開き、男女13人が分身となるキャラクター「アバター」になって交流した。

 お互いに顔を見せずに気軽に会話でき、リアルな婚活イベントより参加しやすいと企画、県内自治体では初の試み。男性は町内在住か勤務、朝日町に関心のある人、女性は条件を付けず、18~40歳の独身男女を募り、男性7人、女性6人が参加した。

 冒頭、笹原靖直町長がアバターとなって登場、「ぜひカップルとなって春の四重奏やヒスイ海岸などでリアルデートをしてほしい」とあいさつした。参加者は男性が果物、女性がスイーツの名前で、春の四重奏の景観に彩られた仮想空間会場のテーブルを移りながら会話を楽しんだ。

 アピールタイムの後、各自が気に入った相手を選んだ。マッチングカップルは23日にアバターデートをし、その後は任意でデートに臨む。メタバース婚活協会(東京)が運営を担った。

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