現地３月20日、MLBワールドツアー「ソウル・シリーズ」でロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスが対戦した。ダルビッシュ有と大谷翔平のプロ初対決も大きな話題を呼んだ一戦は、８回表に一挙４点を奪って逆転したドジャースが５対２で勝利。大谷は５打数２安打１打点１盗塁と存在感を示した。
この日のメディアの熱い視線はスタンドにも向けられた。大谷の妻・真美子さんは一般席に陣取り、初めてドジャースのユニホーム＆キャップ姿を披露。大谷のご両親、水原一平通訳の奥さんらと並んで観戦した。大谷の打席のたびにライブ中継したＮＨＫも国際映像で紹介。あらためて関心度の高さを窺わせた。
興味津々なのは日本のメディアだけではない。韓国メディアも続々とその様子を伝え、全国紙『スポーツ朝鮮』は「大谷が凡退すればがっかりし、ヒットを打てば手を叩いて大喜びと、まさに彼らふたりは一心同体のようだった。もはや彼女の一挙手一投足が注目されているのだ」と記した。さらにネットメディア『Ｘスポーツ』も「ダルビッシュからヒットを打った瞬間、真美子夫人は周囲とハイタッチし、その笑顔はキラキラしていた」と報じている。
21日に行なわれる第２戦では新加入の山本由伸が先発登板する。はたして大谷は侍ジャパンの“後輩”に初勝利をもたらす活躍をみせられるか。第１戦と同じく、日本時間19時05分のプレーボールだ。
構成●THE DIGEST編集部
