MLBの新シーズンが開幕した直後、まさに衝撃の一報だ。
現地3月20日、ロサンゼルス・ドジャースが大谷翔平の通訳である水原一平氏を解雇したと米メディア『Los Angels Times』紙が報じた。違法な賭博行為に及んだ容疑が浮かび、球団が即刻解雇したという。
同紙によると、告発したのは大谷の代理人グループ。水原氏は違法なブックメーカーに賭けるために大谷の資金を着服する、大規模な窃盗に手を染めたようだ。被害額は数百万ドルにのぼるとも報じられている。
水原氏は19日に米ネットワーク『ESPN』の取材に応じ、「みんなに知ってもらいたいのは、翔平は賭博にまったく関与していないということ。私はこれが違法だとは知らなかった」と話したという。
公私ともに厚い信頼関係で結ばれていた大谷と水原通訳。今後の動静が注目される。
構成●THE DIGEST編集部