福島県勢2団体は銀賞 吹奏楽全日本アンサンブルコンテスト 高校の部、職場・一般の部

銀賞となった磐城高フルート六重奏

 吹奏楽の全日本アンサンブルコンテストは20日、群馬県高崎市の高崎芸術劇場で開かれ、高校の部で磐城高フルート六重奏が銀賞、職場・一般の部で郡山市のRisaia Madre Dio Brass(リザイア・マードレ・ディオ・ブラス)が銀賞だった。

 磐城高は佐藤ななみさん(1年)、岡本さくらさん(2年)、畠山絢彩(あい)さん(同)、鈴木惟乃(いの)さん(1年)、片桐礼さん(2年)、馬場真優(まひろ)さん(1年)が「白磁の月の輝宮夜」(樽屋雅徳作曲、尾形誠編曲)を奏でた。パートリーダーの岡本さんは「今までで一番良い演奏ができただけに、金賞を取れたのではと悔いが残る。今年の吹奏楽コンクールでは全国大会金賞を目指す」と目標を切り替えた。

 リザイア・マードレ・ディオ・ブラスは菅野友実さん(川谷中教諭)、橋本みなみさん(県立図書館司書)、山内アミさん(日大工学部1年)、東井わかなさん(同)が、フルートでボザ作曲の「夏山の一日」を演奏した。代表の菅野さんは「いい緊張感の中、集中して演奏できた。全国の舞台で、このメンバーで演奏できたことが良い経験になった」と話した。

銀賞に輝いたリザイア・マードレ・ディオ・ブラス

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