「春の植木市」 300種2万点ずらり 長崎・古賀で24日まで

花の色や姿を吟味する買い物客=長崎市植木センター前広場

 植木や盆栽を展示即売する恒例の「春の植木市」(古賀植木園芸組合主催)が20日、長崎市松原町の市植木センター前広場で始まり、多くの園芸ファンでにぎわっている。24日まで。
 会場にはツツジやボタン、シャクナゲなど植木、盆栽、花苗合わせて大小約300種2万点がずらり。枝ぶりや花の色を見比べ、家族で相談しながら買い物を楽しんだり、組合員のアドバイスを受けたりする来場者の姿が見られた。
 シバザクラなどを手に取っていた同市古賀町の有馬正子さん(79)は「窓からお花が見えると気持ちがいい。明るい色の花を選びたい」と話した。
 久保田健一組合長は「常緑樹も落葉樹も今が植え付けに最適の時期。花ものは今なら色を確かめながら選べる。市価より3割ぐらいお得です」とPRした。
 植木市は午前9時から午後5時まで。駐車場利用は200円必要。花の種のプレゼントがある。盆栽講座受講生の作品展は22日午後1時~24日午後2時。

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