なでしこJの池田太監督、“対戦が楽しみ”としたパリ五輪GSの相手は?「勝利への執念に苦しめられました」

国際サッカー連盟は現地3月20日、パリ五輪・女子サッカーのグループステージ(GS)組み合わせ抽選会を実施。この結果を受けて、日本サッカー協会(JFA)がなでしこジャパン、池田太監督のコメントを発表した。

パリ五輪の女子サッカーは予選を勝ち抜いた12か国が出場。グループステージでは4チームずつが3グループに分かれて戦い、各グループの上位2チームに加え、3位の成績上位2チームがノックアウトステージへ進出する。以降は準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝が行なわれる。

なでしこジャパンは昨夏の女子ワールドカップで初優勝を果たしたスペインと、サッカー大国ブラジル、アフリカ予選通過国と同組のグループCに入った。

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池田監督はJFAを通じてコメント。「対戦国が決まり、戦いをイメージしてポジティブな緊張を改めて感じています。12チームという限られた出場国で開催されるオリンピックでは、どのチームとの対戦も常にタフな試合になります」と引き締め、対戦国の印象をこう明かした。

「初戦のスペインはワールドカップチャンピオンであり対戦が楽しみです。ブラジルは昨年の国際親善試合で高い個の技術と勝利への執念に苦しめられました。アフリカ勢も昨年のワールドカップでは3チームがラウンド16に進出するなど、勢いのあるチームが多いです」

最後に「ここからまたひとつ、準備が進んでいきます。大会までの残り約4ヶ月、常にオリンピックを意識してチームとしての積み上げを続けていきます」と意気込んだ。

各グループの組分けは以下の通りだ。

■グループA
フランス
コロンビア
カナダ
ニュージーランド

■グループB
アメリカ
CAF代表2
ドイツ
オーストラリア

■グループC
スペイン
日本
CAF代表1
ブラジル

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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