Josh Ye
[香港 20日 ロイター] - 中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が20日に発表した第4・四半期(2023年10─12月)決算は、売上高が前年比7%増の1551億9000万元(215億6000万ドル)となり、LSEGがまとめたアナリスト予想の1572億元を下回った。中核事業であるゲーム事業が低調だった。
中国ゲーム事業の売上高は3%減の270億元だった。海外ゲーム事業の売上高は1%増の139億元にとどまった。為替変動の影響を除くと1%減だった。
純利益は前年比74%減少した。中国の料理宅配アプリ大手、美団の株式売却が影響した。投資関連取引の影響を除くと利益は前年比44%増の426億8000万元だった。
通年の売上高は10%増の6090億元で、市場予想の6122億元を下回った。
同社は、自社株買いの規模を23年の490億香港ドルから24年には少なくとも2倍の1000億香港ドル(127億8000万ドル)以上にする計画を明らかにした。