アサヒビール吹田統括工場 地元に寄付

アサヒビール株式会社は、このほど(3月8日)、大阪府吹田市の吹田工場に併設された「アサヒビールミュージアム」ツアーの参加費として得た収益の一部を地元・吹田市に寄付しました。

川口・アサヒビール吹田統括工場長(左)と後藤・吹田市長

「アサヒビールミュージアム」は、「記憶に残る最高の一杯に出会える場所」をコンセプトにした体験型ミュージアムで、来場者一人一人が、ビールをはじめとした飲み物を気分に合わせて飲めるほか、VR・仮想現実の技術で、発酵タンクの中の様子を酵母の目線で体験できます。

おととし(2022年)4月にオープンした この「アサヒビールミュージアム」は、去年(2023年)1月から内容をグレードアップして有料化し、大人1000円、小学生以上が300円などとなっていて、去年は、おととしの160%にあたる5万人近くが来場しました。

そして、このほど(3月8日)贈呈式が行われ、アサヒビール吹田統括工場の川口美佳(かわぐち・みか)工場長がミュージアムの参加費として得た収益の10%にあたる388万円余りの目録を、吹田市の後藤 圭二(ごとう・けいじ)市長に手渡しました。これに対し、後藤・吹田市長から川口・吹田統括工場長に感謝状が贈られました。

贈呈式で、川口・吹田統括工場長は、「ミュージアムの運営を通じて、地域共生の取り組みを強化し、これからも、期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造を目指します」と挨拶しました。

今回の寄付は、今後、吹田市の、環境に配慮した先進的な取り組みや、次代を担う子どもたちの成長に寄与する環境整備などに役立てられます。

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